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2006年5月21日 (日)

某監査法人の行政処分

最近、新聞紙面で監査法人という文字を見ないことがない。以前は年に一度、四大監査法人の業務収入が載るくらいしかなかったのに・・・。

それにしても、今回の某監査法人の2ヶ月業務停止は、あまりに社会的インパクトが大きい。当然、金融当局としてはそこまで想定しての処分だろうが、クライアントは正に”泣きっ面に蜂”だろう。通常の決算業務に加え、会社法に合わせた株主総会準備だけでも十分大変なのに、その上会計監査人の変更まで検討しなければならないとは。

処分の適否はさておき、いずれにしても会計士はそれだけ重大な社会的責任を負っているということ。でも、実際に現場で監査を行っている社員・スタッフの殆どは、その責任を十分認識し、信念を持って作業している(と私は思う)。確かに、不適切な行動・対応を行った会計士は厳格に処分すべきだが、それを理由に一斉に監査法人バッシングに奔るマスコミや会社はいかがなものかと思う。

今後、監査報酬も上がらないまま会計士の責任ばかりが重たくなるようでは、数年後に5万人どころか、そもそも会計士を目指す若者すらいなくなるのではないだろうか。

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